教科書の物語三年とうげ(李錦玉)
『三年とうげ』トルトリは、なぜおじいさんを助けられたのか
▶ YouTubeで見る三年とうげは、怖い話!?|李錦玉三年とうげで転び、三年しか生きられないと思いこんだおじいさんを助けたのは、トルトリでした。
トルトリは、特別な薬を持っていたわけではありません。同じ言い伝えを、違う向きから考えただけです。
おじいさんは、言い伝えを一つの意味で受け取った

おじいさんにとって「三年とうげで転ぶと三年しか生きられない」は、もうすぐ死んでしまうという意味でした。
その考えにとらわれたため、おじいさんは食べることもできず、元気をなくします。
トルトリは、言葉をひっくり返した

トルトリは、三年しか生きられないなら、二度転べば六年、三度転べば九年生きられる、と考えます。
同じ言葉から、まったく違う意味を見つけたのです。
こわい言い伝えが、希望の言葉になる

トルトリの考え方を聞くと、おじいさんは峠で何度も転びます。
さっきまでこわかった峠が、今度は長生きするための場所になります。同じ峠でも、受け取り方が変わると、おじいさんは自分から動けるようになりました。
正しい答えより、見方を変える力

トルトリは「気にしないで」と言っておじいさんをなぐさめたのではありません。
おじいさんが信じている言葉の中に、新しい見方を見つけました。だからおじいさん自身が、もう一度動き出せたのです。
考えてみたい問い
| 問い | 考える手がかり |
|---|---|
| トルトリの考え方は、なぜおじいさんを元気にした? | こわさがどう変わったか考える |
| 同じ言葉でも、意味が変わることはある? | 言葉を別の向きから見てみる |
| 困っている人に、どんな言葉をかけられるだろう? | トルトリがしたことに注目する |
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