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『モモ』モモは、なぜ人の心を取り戻せたのか

モモ|人の話、本当に聞けていますか?【読書感想文におすすめ‼︎】▶ YouTubeで見るモモ|人の話、本当に聞けていますか?【読書感想文におすすめ‼︎】

モモは、強つよい魔法まほうを使つかう主人公しゅじんこうではありません。剣けんを持もって灰はい色いろの男おとこたちと戦たたかうわけでもありません。

それでもモモのそばにいると、人々ひとびとは少すこしずつ自分じぶんを取とり戻もどしていきます。その力ちからの正体しょうたいは、「本当ほんとうに聞きく」ことでした。

モモは、すぐに答こたえを言いわない

モモは、人ひとの話はなしを聞きいても、すぐに「こうすればいい」と答こたえません。相手あいての話はなしを、じっと最後さいごまで聞ききます。

答こたえを急いそいで渡わたすのではなく、その人ひとが話はなせる時間じかんを守まもっているのです。

話はなしているうちに、自分じぶんの気持きもちが見みえてくる

人ひとは、話はなしているうちに、本当ほんとうは何なにがいやだったのか、何なにをしたかったのかに気きづくことがあります。

モモがしているのは、相手あいての代かわりに答こたえを出だすことではありません。相手あいてが自分じぶんで答こたえを見みつけられるように、そばにいることです。

「聞きいてもらえる」は、大切たいせつにされること

だれかが自分じぶんの話はなしを大切たいせつに聞きいてくれると、自分じぶん自身じしんも大切たいせつにされていると感かんじます。

モモは言葉ことばで大おおきなことを教おしえなくても、「あなたの話はなしを聞きくよ」と心こころで伝つたえているのかもしれません。

時間じかんどろぼうとは、正せい反対はんたいの力ちから

時間じかんどろぼうは、人々ひとびとにもっと早はやく、もっとむだなく、と急いそがせます。心こころを考かんがえる時間じかんまで奪うばっていきます。

モモは反対はんたいに、急いそがせません。ゆっくり話はなしてよい時間じかんをつくることで、人ひとの心こころを取とり戻もどします。

聞きくことも、時間じかんの使つかい方かた

予定よていをたくさんこなすことだけが、時間じかんを大切たいせつにすることではありません。

だれかの話はなしを最後さいごまで聞きくことも、自分じぶんや相手あいての心こころを大切たいせつにする時間じかんの使つかい方かたです。『モモ』は、その当あたり前まえで難むずかしいことを教おしえてくれます。

考かんがえてみたい問とい

問とい 考かんがえる手てがかり
モモは、なぜすぐにアドバイスをしなかったのだろう? 答こたえを言いうことと、聞きくことを比くらべる
話はなしているうちに、自分じぶんの気持きもちが分わかったことはある? 自分じぶんの経験けいけんを思おもい出だす
「聞きいてもらえる」と、どんな気持きもちになる? 相手あいての話はなしを聞きく場面ばめんも考かんがえる

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