読み深め

『モモ』カシオペイアは、なぜカメなのか

モモ|正しい道を知っていれば、ゆっくりでもたどり着く。【読書感想文におすすめ‼︎】▶ YouTubeで見るモモ|正しい道を知っていれば、ゆっくりでもたどり着く。【読書感想文におすすめ‼︎】

カシオペイアは、モモを大切たいせつ場所ばしょみちび不思議ふしぎなカメです。ゆっくりあるくのに、すこさき未来みらいることができます。

どうして、未来みらい案内あんないやくが、はや動物どうぶつではなくカメなのでしょうか。

ゆっくりなのに、すこさきえる

カシオペイアはとお未来みらいなにでもっているわけではありません。でも、すこさきなにこるかをり、モモをみちびきます。

おそいことと、さきえないことはおなじではありません。カシオペイアは、その意外いがいわせを存在そんざいです。

はやすすむことと、まさしくすすむことはちが

はいいろおとこたちは、人々ひとびとに「もっとはやく」といそがせました。

けれどカシオペイアはいそがず、必要ひつようなときに必要ひつよう方向ほうこうすすみます。いそいで間違まちがったみちくより、ゆっくりでもすすみち見失みうしなわないほうが大切たいせつだとおしえているようです。

ベッポのいちともつながっている

道路どうろ掃除そうじおっとのベッポも、ながみちてあわてるのではなく、まえのひときを大切たいせつにします。

カシオペイアも、全部ぜんぶ未来みらいせるのではなく、つぎいちしめします。にんとも、とおくばかり不安ふあんになるのではなく、いまできるいち大切たいせつにしています。

全部ぜんぶこたえないから、モモはすすめる

カシオペイアは人間にんげん言葉ことばなが説明せつめいせず、甲羅こうらみじか言葉ことばかべてモモにつたえます。

全部ぜんぶおしえるのではなく、いまのモモに必要ひつよう言葉ことばだけをわたします。モモのわりにすすむのではなく、モモ自身じしんすすめるようにみちびいているのです。

カシオペイアは、希望きぼうのしるし

まちひとたちがいそがしくなり、モモがひとりぼっちになりそうなとき、カシオペイアはあらわれます。

「まだみちはある」「いそがなくてもすすめる」とつたえる存在そんざいとして、カシオペイアはモモのそばにいます。ゆっくりでもまえすす姿すがたそのものが、希望きぼうになっています。

かんがえてみたい

かんがえるがかり
カシオペイアがカメであることには、どんな意味いみがある? はやさとただしいみちくらべる
全部ぜんぶこたえをおしえないみちびかたには、どんなよさがある? モモが自分じぶんすすむことをかんがえる
いそがなくてもよいとかんじるのは、どんなとき? 自分じぶん経験けいけんおも

あわせて読みたい