ミアとハルン 小さな魔法使いの旅
銀河鉄道の夜

旅のとちゅう、小さな魔法使いの姉弟は、先生と見晴らしのいい野原を歩いていた。
丘の向こうの町では、家々の窓に明かりがともりはじめている。
「ねえ先生、今夜はベッドで寝られる?」
姉のミアが、歩きながら背のびをした。
「昨日、木の根っこが背中に当たって、痛かったのよ」
「でも、いちばん先に寝てたよ」
弟のハルンが言う。
「寝るのと、痛いのは別でしょ」
ふと、道の先を見ると、少し高いところに、人が立っていた。

大きなつば広帽子に、黒い長いコート。細身の背の高い男の人が、分厚い本を開いて、星空と見比べている。
帽子の下で、眼鏡がかすかに光った。
「ふむ……光と影。やはり、ここに来ましたか」
「え? わたしたちのこと?」
ミアがきょとんとした顔で、男の人を見る。
男の人は本から目を上げた。
「あなたたちには、どう聞こえましたか」
「だって、わたしは光の魔法、ハルンは影の魔法を使うもの」
男の人は、静かにほほえんだ。
「私はブルカニロ。星や、人の旅について調べています」
「わたしはミア。こっちは弟のハルン。それから、先生」

ミアは、本をのぞきこんだ。
星を線でつないだ図。古い文字。列車の絵のそばには、知らない土地の名前が並んでいる。
「イーハ・トーブ?」
ハルンが文字を読んで首をかしげる。
博士は本を腕に抱え、先生に目を向けた。
二人は、ほんの少し長く、顔を見合わせた。
「これからも、ずっと二人で旅を?」
博士がふたりをのぞきこむ。
「もちろんよ」
ミアはすぐに答えた。
「ハルンも、そうでしょう?」

「うん。……でも、ずっと先のことは、まだわからないよ」
「先も同じじゃない?」
ミアが言うと、ハルンは少し考える顔をした。
博士は、本の背をそっとなでた。
「いつか、別々の道に行きたくなったら?」
「どうして? 一緒のほうが楽しいのに」
「さて。二人とも、ずっと同じことを楽しいと思うでしょうか」
ミアは口を開きかけて、口ごもる。
「あなたたちにとって、ほんとうの幸せとは、なんでしょうね」
博士は本を開き、星空へ目を向けた。
満天の星空がどこまでも高く広がっていた。

博士と別れたあと、町に入ると、ミアは小さな店の前で立ち止まった。
窓に、白いミルクのびんが並んでいる。
「あっ、ミルク! 先生、買ってきてもいい?」
「ええ」
「先に宿に向かってて! すぐ追いつくわ」
「宿は、この道の先の青い屋根ですよ」
先生とハルンは、先へ歩いていった。
ハルンのローブのすそが、角を曲がって見えなくなる。
ミアは、なぜか、その角をじっと見つめて、胸がぎゅっとつかまれるような気持ちになった。
どうしてか、ハルンが遠くに行ってしまうような、そんな気がしたのだ。

「おじょうちゃん、ミルクかい?」
店のおくからおじさんの声がして、ミアはあわててうなずいた。
ミルクを買って外に出ると、町はひっそりとしていた。
びんを両手で抱え、青い屋根を探す。
その上に、数えきれない星が光っていた。
──博士が持っていたあの本には、この星のことものっているのかな。
ふと、足の裏に、ことん、と振動が伝わった。
ことん、ことん。かたん、かたん。
「……なに?」
星の間を、細い光が走っていた。光は、一筋の線になってミアのほうへ近づいてくる。
遠くで、甲高い汽笛が鳴った。
ミアは思わず目を閉じた。

次に目を開けたとき、ミアはやわらかな座席に座っていた。
頭の上で、黄色いランプがゆれている。
「ミア?」
向かいの席に、ハルンが座っていた。
「ハルン! どうしてここにいるの?」
「わからない。先生と歩いてたんだけど……」
二人は不思議な表情を浮かべて、窓に顔を寄せた。
銀色の川が、空いっぱいに流れていた。川の粒の一つ一つが、美しい星だった。
その川岸を、列車は走っている。
「きれい……」
ミアは、ミルクを抱えなおした。
車両の前も後ろも、だれもいない。

「銀河鉄道へ、ようこそ」
どこからか、聞き覚えのある声がした。
「博士?」
「この列車は、あなたたちの歩いてきた道を通ります」
ミアは博士を探して、座席の下までのぞいた。
「どこにいるの?」
返事のかわりに、汽笛が鳴った。
窓の外に、小さな駅が見えた。
駅の看板には、『はじまり』と書いてあった。
星明かりの向こうに、古い教会が見える。
「……わたしたちの教会?」
ミアは思わず列車から飛び出して、足を止めた。

教会の入り口の石段に、小さな女の子が座っていた。
赤ん坊をひざに乗せ、落とさないように、両腕で抱えている。自分だって、赤ん坊より少し大きいだけだった。
「あれ、ミア……?」
ハルンが言った。
女の子は、赤ん坊の顔をのぞきこんでいた。
教会の戸が開いた。
「おや。どうしたんだい」
神父だった。ミアが覚えているより、少し若い。
神父はあたりを見回し、それから女の子の前にひざをついた。

毛布には、二人の名前を書いた紙がはさんであった。
その下に書かれていた文字を、ミアは声に出さずに読んだ。
──世界を救う希望の光。そして、その影。
だれが書いたのだろう。
道の先を見ても、人の姿はなかった。
「寒かったね。中においで」
神父が赤ん坊を抱き上げようとすると、女の子は腕に力をこめた。
「大丈夫。一緒だよ」
神父は、毛布ごと二人を抱えた。
こわばった小さな手が、やっとほどけた。

「わたし、こんなに小さかったのね」
「ぼくを抱っこしてたんだね」
「……重かったでしょうね」
二人は少し笑った。
教会の戸が、ゆっくり閉まっていく。
ミアはそのすきまを、じっと見ていた。
「さて、次の駅に向かいますよ」
博士の声が聞こえて、視界が揺らぎ、列車に引き戻された。
また、車窓から銀の川が見える。
──わたしたち、あんなに小さなころに……。

次の駅の名前は、『教会』だった。
さっき小さな二人がいた庭に、子どもたちの声が響いていた。
「見ててね!」
幼いミアが、手を広げる。
光の粒が飛び出し、洗いたてのシーツのまわりをくるくる回った。
幼いハルンの足もとからは、長い耳をした影がのびる。
「うさぎだ!」
「次、鳥にして!」
子どもたちは笑いながら、影を追いかけた。
「覚えてる。この子、うさぎばっかり頼むのよ」
ミアが言うと、ハルンもうなずいた。

「そういや、神父さまのほうきも、浮かせちゃったね」
庭のすみで、神父が宙に浮いたほうきをつかもうとしていた。
「掃除まで、してくれると助かるんだけどねえ」
神父のつぶやきに、子どもたちが笑った。
ミアは、思わず一歩、庭に入った。
懐かしい声が、すぐそこにある。
「ねえ、わたしたちも──」
けれど、女の子がミアの体をすりぬけていった。
伸ばした手は、なにもふれられなかった。

風が吹き、シーツが大きくふくらんだ。
その陰から、男の人の声がした。
「そんなものを出すな!」
庭の笑い声が止まった。
迎えに来た男の人が、自分の子どもの腕を引いていた。
「変なものに、さわるんじゃない」
「変じゃないわ。ハルンのうさぎよ」
幼いミアが言い返した。
「こっちへ来るな」
男の人は、手を強く振った。
幼いミアがよろけた。

幼いハルンの影が、びくりとふくらんだ。
庭を黒いものが走り、男の人の足もとまで広がる。
「なんだ、これは!」
「ハルンに怒らないで!」
幼いミアの体から、まぶしい光があふれた。
窓ががたがたと鳴り、植木鉢が宙に浮く。子どもが泣き出した。
幼いハルンは、自分の影を押さえるようにしゃがみこんだ。
「ごめんなさい。ごめんなさい……」
影は、すぐには小さくならなかった。

ミアは、幼いハルンへ駆け寄った。
その肩に手を置こうとして、また、すりぬけた。
「怖かっただけなのよ」
男の人に向かって言った。
「この子、なにもしてないじゃない!」
声は届かなかった。
神父が二人の前に立ち、子どもたちを落ち着かせていた。
その向こうで、だれかがつぶやいた。
「悪魔の子だ」
ミアは手を、ぎゅっとにぎりしめた。

それから、教会に遊びに来る子は減っていった。
教会の門の外で、うさぎの好きな女の子が立ち止まる。
「ねえ、遊ぼう」
幼いミアが呼ぶと、女の子は一度、うなずきかけた。
けれど、となりの子が、その服を引いた。
「あの子たちと遊ぶなら、もう、わたしたちとは遊ばないで」
女の子はうつむいて、行ってしまった。
幼いミアは、ハルンの前に立ったまま、門を見ていた。
「いいわ。二人で遊べば」
強い声だった。

でも、ミアは知っている。
あのとき、門の向こうへ走っていって、待ってと言いたかった。泣くのをぐっとがまんしてたんだ。
「ぼく、あの日から、うさぎを出さなくなったんだ」
となりでハルンが言った。
「そうだった?」
「また怖くなったら、影が大きくなるから。悲しいのも、怒るのも、がまんしようって」
幼いハルンは、両手をひざにはさんでいた。
幼いミアがいくら話しかけても、小さくうなずくだけだった。
「わたし、ハルンは気にしてないんだと思ってた」
「ぼくも。ミアは、みんながいなくても、平気なんだと思ってた」

ミアは首を横にふった。
「ううん、怖かった。……次はだれが、わたしたちを嫌いになるんだろうって」
ハルンが、顔を上げた。
ミアは笑おうとした。でも、うまく笑えなかった。
「お姉ちゃんなのにね」
「ミアだって、子どもだったよ」
ハルンは、庭の小さな二人の背中を見た。
「ぼくより、ちょっと大きいだけだ」
ミアは、なにも言えなかった。
列車が、顔を見合わせた二人を引き戻した。

三つ目の駅は、『旅立ち』だった。
教会の壁に、黒い文字が荒々しく書かれていた。
──出ていけ。
窓の下には、小石が散らばっている。
神父は、水をしぼった布で、壁をこすっていた。
幼いミアとハルンが、戸の陰から見ていた。
「ぼくたちのせいだね」
「……そんなこと」
幼いミアは、言い終えることができなかった。
神父が振り返り、二人に気づいた。

「おなかがすいただろう。スープにしようか」
手は赤くなっていた。
「神父さま、わたしたち……」
幼いミアが言いかける。
その声に重なるように、門の外から、こんこんと音が聞こえた。
黒いローブの旅人が立っていた。
「先生だ」
ハルンが、小さく言った。
幼いハルンは、知らない人を見て、幼いミアの後ろにかくれた。
足もとから、影がにじむ。

旅人はその影を踏まないところまで近づき、ひざをついた。
「こんにちは」
それだけを言って、影を気にするようすもなく、ふたりをのぞき込む。
幼いハルンが、幼いミアの背中から、少しだけ顔を出した。
「初めて先生と会ったとき、こわい気持ちにはならなかったね」
ミアがハルンに、ほほえんで言った。

教会に夜が来た。
二人が寝ている部屋のとなりで、先生と神父が話していた。
「この子たちを、私に預けていただけませんか」
神父は、考え込むように机をじっと見つめた。
「旅は、危なくありませんか」
「危ないこともあるでしょう」
先生は静かに答えた。
「ですが、魔法を使える自分を、嫌いにならずにすむ場所もあります」

神父は、眉をひそめて先生を見る。
「今日、ハルンに聞かれました。自分の影を、なくせないかと」
ミアは、となりのハルンを見た。
ハルンは、目を伏せた。
「私は、ここを、この子たちの家にしたかった」
神父の組んだ腕が小さくふるえる。
「ですが、ここに引きとめることが、この子たちのためになるのか……」
先生は、神父の顔を見つめ、ゆっくりとうなずいた。
ランプの火が、小さくゆれた。

朝になると、教会の前に旅の荷物が並んでいた。
道の向こうで、大人たちがほっとしたように話している。
「やっと出ていくそうだ」
幼いミアは、そちらを見ないようにしていた。
神父は、二人の服のえりを直した。
「おなかがすいたら、ちゃんと言うんだよ。寒いときもね」
「わかってるわ!」
幼いミアは、わざと元気に答えた。
「ハルンのことも、わたしがちゃんと見るから」

神父の手が止まった。
それから、二人を一緒に抱きしめた。
「ミアも、困ったら言いなさい」
幼いミアの顔が、神父の服にうまった。
──あの服のにおい、覚えてる。
先生がゆっくりと歩き出す。幼い二人は、そのあとを追った。
二人が見えなくなっても、神父は手を振っていた。
ミアは、その場から動けなかった。

「……神父さまも、寂しかったのね」
神父は、これでもう石を投げられずにすむ。だから、よかったのだと、ミアは思おうとしていた。
「ミア」
ハルンの声がした。
振り返ると、弟が立っていた。
石段にいた赤ん坊。庭でうさぎをつくった子。黙って、ひざに手をはさんでいた子。
いつも、そばにいた。
顔も知らない親も、友だちも、神父も、ミアのとなりからいなくなった。
けれど、ハルンだけは。

「……ハルンまで、いなくなったら、いやだ」
言ったとたんに、涙がこぼれ落ちた。
ハルンが、びっくりしたように目を見開いた。
「わたし、ずっと一緒って、決まってると思ってた。だって……そうじゃなかったら」
続きを言おうとすると、のどがつまった。
視界が揺らぎ、また、列車に引き戻される。

車窓に、二人の顔が映っていた。
列車の音だけがことん、ことんと続く。
ミアは、ひざの上のミルクびんを見つめた。
「ハルンは、いつか……一人で行きたい?」
「……わからない」
ハルンは、窓の外を見た。
「でも、行ってみたいところができたら、自分で決めたい」
「わたしが、別のところに行きたくても?」
ハルンは少しためらってから、うなずいた。
ミアは顔をあげる。

「ミアといるのが、いやなわけじゃないよ」
「……うん」
「ぼく、すぐミアを見るんだ。困ったときも、どっちにするか聞かれたときも。ミアが決めてくれたら、ほっとする」
ハルンは、ひざの上で手を開いた。
「でも、そればっかりは、いやなんだ」
ミアは、その手を見た。
村を守る黒い火を出した手だった。
自分より小さくて、いつも引っぱってきた手。
同じ手なのに、今は少しちがって見えた。

「わたし、大人の国に行きたいって言ったとき、勝手に走っていったわね」
「うん。止めるひまもなかった」
「ハルンも、あんなふうに行きたい?」
「あんなに急には、行かないと思うけど」
ミアは、鼻をすすって、少し笑った。
それからまた、黙った。
行かないで、と言いたかった。
けれど、それを言えば、ハルンはまた、自分の気持ちをしまってしまうかもしれない。

列車が、静かに止まった。
四つ目の駅には、名前がなかった。
白い看板と、細いホーム。その先は、暗くて見えない。
ただ、足もとから続く線路が、少し先で二つに分かれていた。
「ここは……?」
ミアが聞くと、博士の声がした。
「まだ、歩いたことのないところです」
「どっちに行ったら、どうなるの?」
返事はなかった。
風が、看板をかすかにゆらした。

ミアは、ハルンのそでをつかんだ。
暗い道へ、一人で行ってしまいそうな気がした。
「今、選ばなくちゃいけないの?」
ハルンが、小さくつぶやく。
「……ハルンは、どこに行ってみたい?」
ミアは聞いた。
「まだわからない。ミアは?」
「わたしも」
二人は、真っ白な駅の看板を見上げた。

今すぐ、別々の道を選びたいわけではない。
でも、この先もずっと一緒だって決まってるわけじゃない。
ミアは、つかんでいたそでを、ゆっくり離した。
「行きたいところができたら、教えてね」
「ミアもね」
「わたし、いやって言っちゃうかもしれない」
ハルンは少し考えた。
「うん。でも、話は聞いてほしい」
「……聞くわ」
胸の奥は、まだ、少し痛かった。

汽笛が鳴った。
ハルンが、列車を振り返る。
「戻ろっか」
「うん」
ミアとハルンは、一緒に歩き出した。
列車が走り出すと、ホームはすぐに見えなくなった。
「ほんとうの幸せは、見つかりましたか」
博士の声が、車内に響いた。
ミアは、向かいのハルンを見た。
「……わからない」
「ぼくも」
ハルンが言った。

「博士は、知ってるの?」
ミアは天井を見上げた。
少し間があって、ページをめくるような音がした。
「私も、旅のとちゅうですよ」
「なんだ。分厚い本、持ってるのに」
ミアが言うと、かすかな笑い声に、本を閉じる音が重なった。
「じゃあ、これから探すわ」
言ってから、ミアはハルンを見た。
ハルンもミアを見て、うなずいた。
銀色の川が、窓いっぱいに広がる。
星の明かりの中で、列車の音が、少しずつ遠くなっていった。

「ミア!」
気がつくと、町の通りに立っていた。
手には、買ったばかりのミルク。
店のおくで、おじさんがお金をしまっている。
角の向こうから、ハルンが走ってきた。
「なかなか来ないから、迎えに来たよ」
少し遅れて、先生もやってきた。
「どうしましたか」
「……今、列車に」
ミアは空を見上げた。
どこまでも、星しかなかった。

「列車?」
ハルンが首をかしげる。
「ううん。なんでもない」
三人は、宿に向かって歩きはじめた。
ハルンが、ミルクびんをちらりと見た。
「飲む?」
「いいの?」
「半分ね。わたしの分も、ちゃんと残してよ」
ハルンはびんを受け取り、こくこくと飲んだ。
「あっ、ちょっと。半分って言ったでしょ」
「まだ、半分じゃないよ」

戻ってきたびんを、ミアも口に運ぶ。
ミルクは、少し甘かった。
足音が、石だたみに響く。
「ねえ、ミア」
「なに?」
「ぼく、行ってみたいところができたら、ちゃんと言うね」
ミアは、びんから口を離した。
「……ハルン、覚えてるの?」
「なにを?」
ハルンは不思議そうに振り返った。

「ううん」
ミアは首をふり、空を見上げる。
遠くで、ほう、と汽笛が鳴り、銀色の星がまたたいた。
「ミア、また置いていかれちゃうよ」
ハルンが呼んでいた。
その先で、先生が待っている。
「今、行くわ!」
ミアは、ミルクをこぼさないように、二人のところへ走った。
──明日はどこへ行くんだろ。
追いついたら、ハルンにも聞いてみよう。
青い屋根の上から、銀色の星が三人をやさしく照らしていた。

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