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『手袋を買いに』母ぎつねは、なぜ子ぎつねを一人で町へ行かせたのか

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『手袋てぶくろを買かいに』の母ははぎつねは、人間にんげんがこわくて町まちへ入いれません。それなのに、手てが冷つめたくなった子こぎつねを、一人ひとりで町まちへ向むかわせます。

この場面ばめんを読よむと、母ははぎつねは冷つめたいのだろうか、と感かんじるかもしれません。けれど物語ものがたりには、母ははぎつねのこわさと、子こぎつねを守まもりたい気持きもちの両方りょうほうが描えがかれています。

人間にんげんへのこわさが、母ははぎつねを止とめる

母ははぎつねには、人間にんげんに追おいかけられた記憶きおくがあります。町まちの灯あかりを見みただけで足あしがすくんでしまうほど、その記憶きおくは強つよく残のこっています。

人間にんげんがこわいと知しっているからこそ、子こぎつねを行いかせることは、母ははぎつね自身じしんにとっても苦くるしい選択せんたくです。

守まもりたいから、できるかぎりの準備じゅんびをする

母ははぎつねは、子こぎつねの片方かたほうの手てを人間にんげんの手てに変かえ、白しろ銅貨どうかを持もたせ、帽子ぼうし屋やを探さがす方法ほうほうも教おしえます。してはいけないことも、何なん度ども伝つたえます。

町まちまで一緒いっしょに行いくことはできなくても、子こぎつねが困こまらないように考かんがえていることが分わかります。送おくり出だすことは、何なにもしないこととは違ちがいます。

弱よわさと愛情あいじょうは、一ひとつの心こころにある

母ははぎつねは、いつも勇敢ゆうかんな母親ははおやではありません。こわさに負まけて、前まえへ進すすめないところもあります。

それでも、子こぎつねの冷つめたい手てを何なんとかしたいと思おもっています。物語ものがたりは、弱よわいところがあっても大切たいせつに思おもう気持きもちは消きえないことを、母ははぎつねの姿すがたで見みせています。

考かんがえてみたい問とい

問とい 考かんがえる手てがかり
母ははぎつねは、子こぎつねを守まもろうとしていたのだろうか? 町まちへ行いけない理由りゆうと、準備じゅんびしたことを見みてみる
母ははぎつねは、どんな気持きもちで見送みおくったのだろう? こわさと心配しんぱいの両方りょうほうを考かんがえる
ずっとそばにいること以外いがいにも、守まもる方法ほうほうはある? 母ははぎつねがしたことを思おもい出だす

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