はじめまして。おわか文庫です。

はじめまして。
おわか文庫を運営している、小若です。
私は普段、小学校の先生として、子どもたちと毎日を過ごしています。
子どもたちと本を読んだり、物語について話したりしていると、目を輝かせながら自分の考えを話してくれる瞬間があります。
「この本こわいんだけど、おもしろいんだ!」
「ぼくだったら、こうするかも!」
「この続き、どうなると思う?」
たった一つの物語から、子どもたちの中に、いくつもの言葉や想像が生まれていきます。
私は、そんな時間が大好きです。
けれど、その一方で、子どもたちが本を読む時間は、少しずつ減ってきているようにも感じています。
そして、本を読む時間だけではなく、親子でゆっくり話したり、一緒に遊んだりする時間も、なかなか取りにくくなっているのではないでしょうか。
今は、大人も子どもも忙しい時代です。
仕事や家事、習い事などに追われる中で、「本を読もう」「子どもと遊ぼう」と思っていても、それぞれのために時間をつくるのは、簡単なことではありません。
だからこそ、私は考えました。
「読書」と「親子の時間」を、別々に考えなくてもいいのではないか。
親子で同じ物語を読む。
物語について、少し話してみる。
登場人物になりきったり、物語につながる遊びを楽しんだりする。
そうすれば、読書の時間と親子の時間を、同時につくることができます。
しかも、その時間の真ん中にあるのは、「勉強しなければならない」という気持ちではありません。
「楽しい」
「もっと知りたい」
「もう一回やりたい」
そんな気持ちです。
私は、そこを何よりも大切にしたいと思っています。
「勉強だから、本を読む」のではなく、
「楽しくて夢中になっていたら、いつの間にか本を読んでいた」
「遊んでいたら、いつの間にか考えていた」
そんな時間こそ、子どもたちの心に残る、豊かな学びになるのではないでしょうか。
おわか文庫では、物語を読んで終わりにはしません。
物語を深く味わったり、親子で話したり、遊びに広げたりすることで、本の世界をもっと身近なものにしていきたいと考えています。
そして、家庭で楽しんだ物語が、学校での学びにもつながっていく。
学校で学んだことが、今度は家庭での会話や遊びにつながっていく。
遊びと勉強の間にある壁が、物語によって少しずつなくなっていく。
私は、そんな世界をつくりたいと思っています。
このホームページでは、物語をもっと楽しむための考察や、親子でできる遊び、読書が少し好きになるアイデアなどを、少しずつ届けていきます。
難しいことを教える場所ではなく、
親子で一緒に物語を楽しみ、
一緒に笑い、
一緒に考えるきっかけが見つかる場所にしたい。
それがおわか文庫です。
ここで出会った一つの物語が、親子の会話を生み、いつか大切な思い出の一つになったら。
これほどうれしいことはありません。
これから、どうぞよろしくお願いします。
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